愛しい大輔さま。どっぷりな毎日。

2013.8.18 interFM「TERAOKA MUSIC」~その1~

DJさん:「ゲスト森大輔さんです。どうも、こんにちはー。」


森さん:「こんにちは。よろしくお願いします。お邪魔します。」


DJさん:「森さん、僕、あのー、親戚に、森大輔っていて」


森さん:「あはっ、そうですか(笑)。」


DJさん:「今、ちょっと違うんですけどね」


森さん:「そうですか、結構、よく言われるんですよね」


DJさん:「やっぱ、多いですか」


森さん:「ええ、あの、こないだの、あの、選挙にも立候補してらっしゃいました(笑)。結構、言われます。」


DJさん:「ご出身が大阪ということで」


森さん:「はい」


DJさん:「10歳くらいから作曲を始めたという」


森さん:「そうですね、あの」


DJさん「スゴイですね、まさに、スティーヴィー・ワンダーのような?」


森さん:「いやいやいやいや、恐れ多いです!」


DJさん:「そんな、森さんを迎えての今日、トークトークはですね、ニューソウルということで」


森さん:「ニューソウル」


DJさん:「なんか、ある意味、一番良かった頃の、なんていうんすかね、一番そのぉ、夢とか輝きとかキラキラしてた頃の、 最後のなんていうかイメージというか、ソウル・ブラック・ミュージックの、だから、もちろん今は、手を変え品を変え、たぶんもうね、いろんなパターンがると思うんですけども 、僕のイメージは、そういう感じがあるんですよね、70年代の」


森さん:「あ、わかります、それは、すごく」


DJさん:「なんかね、あのー、この時のキラキラ感っていうのは、なんか今、すごく技術も発達してるし、あの、歌、上手い人、いっぱいいるんですけど、 たぶん、なんか、わかんないっすけど、こうちょうど、ベトナム戦争とか、こう、いろんなそのブラック・ミュージックも、ただただ、そのラブ・ソングじゃなくて メッセージも伝えるようになり、いろんな事がミックスしてのキラキラ感だと思うんですけど」


森さん:「あ、そうですね、時代とも相まっている感じが、そういう曲もたくさんありますしね」


DJさん:「そうですね、だから僕も、そういう意味では、このニューソウルの、例えば50年代から60年代のR&Bとは、 また違う、ちゃんとこう、ポップスとのコード感とかも、携えて」


森さん:「はい、はい、はい」


DJさん:「一番僕のこう、キュンキュン来る所、来ますよね。ちなみにニューソウルとは1970年代初頭にヒットした、 音楽に社会性のあったソウル・ミュージック、えー今日はね、そんなニューソウルについて、森さんとトークしていきたいと思うんですが、 まず、オープニングでお送りした『Isn't She Lovely』ですが、森さんが、ニューソウルに出会った、きっかけの一曲ということなんですが」


森さん:「はい」


DJさん:「これは、おいくつのときに?」


森さん:「これは、あの中学校のときなので、あのー、元々、その、クラシックピアノとかを習い事としてやってた時期なんですけど、 それまで、ポップスを全然、聴かなかったんですけど、テレビのCMで、このスティーヴィー・ワンダーの『Isn't She Lovely』が流れてきて 、この、なんていうんですかね、全てが、全てが完璧みたいな響きが、ドーンと塊になって、こう押し寄せてくる」


DJさん:「ほう、ブラウン管から?あ、ブラウン管じゃないよね」


森さん:「そうですよ、当時ブラウン管でしたよ」


DJさん:「あははは。ブラウン管から(押し寄せて)来たと。へえー。」


森さん:「はい、これは、何なんだ?と。この音楽は、何なんだ?と。僕が、今まで習い事としてやってきた音楽とは、全然!意味が違う!っていうほど、すごく興味がわきまして。」


DJさん:「ちなみにスティーヴィー・ワンダーの魅力というのは?」


森さん:「すごく。やっぱり、一言で言っちゃうと、自由な所だと思うんですよね。あの、スティーヴィー・ワンダー自身は、黒人ですし、で、あの、目が見えないっていうハンデを持ってる んですけど、周りからは、こういうものに型にはめられて見られることが多いんですけど、でも、あの人の聴いてきた音楽とか、活動してきた内容とかを見てると、全然、そういうのに囚われず、 あのビートルズの新曲を楽しく、ずっと聴いていたりとか、そういうエピソードって、黒人音楽を好きな人からしたら、ちょっと意外だったりするじゃないですか。 なんか、いろんな所から取り入れてみたりする所だとか。後は、もう、目が見えているかのような自由な歌詞の世界観だったりとか。でも、もちろん、音楽的な興味の追求みたいな所も、そうですし。 なんか、何を聴いてても、どこを聴いてても、いろんなシュートがいっぱい!曲の中に入ってる感じが、何回聴いても、飽きない!っていうのが。」


DJさん:「あの、この番組でもスティーヴィー・ワンダーの特集した事があるんですけども、そんときに、湯浅学さんが仰っていたのが、スティーヴィー・ワンダーというジャンルだと。 つまりスティーヴィー・ワンダーは、ソウルとか、R&Bとか、ブラック・ミュージックっていうのを超えた音楽性を持っていて、さっき言ってた例えば、 えーと、ビートルズみたいな要素も好きなんだろうし、ベン・E・キング(BKリンダとも聞きとれます。)みたいなのも好きだろうし、たぶん、いろんなものが混ざって、ちゃんと自分のジャンルがあるっていうような事を、 この番組で仰ってましたけども、まさに、そうですよね。」

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